相手の立場に立つということ
こんにちは。
ケアーズ静岡沓谷訪問看護リハビリステーションの理学療法士兼事業責任者の西です!
私は理学療法士として訪問しながら、訪問看護のマネージャーをしております。
今日は、マネージャーのお仕事紹介と私が意識している事なんかをお話しさせていただけたらと思いますので、少しお付き合いください。
最初に私がマネジメントをするにあたって、最も大切に考えている事をお伝えします。
それは、
『相手の立場に立って考え、行動する=ニーズに応える』
ということです。
———「マネジメント」とは ———
企業が、組織の成果を上げるために経営資源(ヒト・モノ・カネ)を効率的に活用し、リスク管理のもとに、「目標」や「ミッション」の達成を目指すことである。
ピーター・ファーディナンド・ドラッカー(P.H.ドラッカー)
言語化すると少し堅苦しいのですが、マネージャーとは「目標の達成」を目指すお仕事です。
当社の目標とは、
『相手(利用者様、ご家族様、地域の他職種の皆様、職員)の立場に立って考え、行動した結果、利用者様のお役に立てる』
という風に考えています。
この目標への過程で理解を深めて追求し続けることが重要です。
☆マネージャー業をご紹介☆
①意思の決定
判断をする際、全員の賛同を得られることはほとんどなく、多くの異論がある中で、客観的な材料だけでなく、ビジョンに沿って意思決定をする。
②コミュニケーション
目標を示すだけでなく、達成に向けた方法を伝え、考えを職員に理解してもらう必要があるため、職員の意見に耳を傾けたうえで、相手の考えに沿って話すようなコミュニケーションを取る。
③管理業務
現環境や方法はチームを適切に機能させることができているか?適切な構成や業務振り分けができているか?など、目標達成に向けた現状把握をし、フィードバックを通じて1人1人が輝ける環境を整える。
④分析業務
組織が適切な方向に向かっているか分析し、PDCAを回す。
これらがマネージャー業の軸となります。
では最後に、私がマネージャー業を行うにあたって意識している事をお話しして締めさせていただきます。
それは
『ギバー(与える人)であること』
です。
例えば、何かを決める時や何かを説明する時に、
「良いね」「分からない」「できなさそう」など職員によって目線が異なる分、反応が分かれます。
「分からない、できなさそう」と感じる職員に対して、
「ビジョンに沿わないあなたが間違っている!」「わたしが正しい!」なんて事は賛同されないんですね。
(当たり前ですが)
「なぜ分かってくれないんだろう」と感情的になることも多々ありましたが、ある時大切な事を思い出したんですね。
必死に良くしよう良くしようとしすぎていて、
みんなのおかげで自分が形成されていること
みんなのおかげで生かされていること
を忘れていたなと。
それからは自分なりにですが、普段からチーム1人1人の役に立ちたいと考えながら仕事をしています。
今では、
「あなたが言うなら良いよ!」
「協力するよ!」
といった声が返ってくること"も"あります(笑)
感謝を伝える人(ギバー)は感謝される人でもあるのであれば、冒頭に述べた「相手の立場に立って考え行動する=ニーズに応える」ことは、
「みんなのおかげ」
という感謝の気持ちを忘れないこと、と言い換えることも出来るかもしれません。
伝える内容は勿論大切ですが、誰が言ったかが大事だったりするのかなとも感じています。
失敗は多く、反省の日々ですが、自己を振り返りながら前進することの大切さを学ばせていただいております。
これからも仲間を大切に、利用者様のニーズに応えられるよう誠心誠意頑張って参ります!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
原著:西 編集:北井 (かたりば編集長)
※原文著者と編集者を載せてみました♪
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