シナジーの生み方
お世話になっております。ホウカンSHIZUOKA葵の西と申します。
梅雨明けしたはずが未だに湿度が高く、天然パーマで乾燥毛の私は髪の毛が膨らむ時期が継続中です(泣)
昔は膨らみを抑えるためにストレートパーマや縮毛矯正でなんとか梅雨を越え、夏になるとちょうど地毛が伸びてお手入れが大変で・・・(汗)
今はトリートメント・オイル・バーム・クリーム・ポマード…等をフル活用して自然派になりました(笑)
髪を濡らしてからスタイリングするのですが(うねうねの乾燥毛の方にはオススメ)、時期によって水分の浸透具合も変わってきます。
といったどうでも良い苦労話は置いといて(笑)
今回は『シナジーの生み方』についてお話できればと思います。
「1+1が2以上になるシナジー」
そもそもシナジーって??と感じた方もいらっしゃると思うので、まずは言葉の整理からしていきますね。
——— シナジーとは ———
人、物、事柄などが複数存在し、それらがお互いに作用し合うことで、機能や効果を高めることを指す。
相乗効果、共同作用といった意味で使われることがあり、一般的には共同・協力して行うことで1+1が2以上の効果を生むような場合に使われる。
私は責任者という立場にあり、目的・目標の達成に日々向き合っております。
目的とは最終的な存在意義や理念を指し、目標はそれに近づく指標であり、目的のために目標があると認識しています。
皆様もその目標に対して日々PDCAを回していると思いますが、そこでシナジーが生まれ達成・継続する事でシナジーを実感できます。
シナジーとは以下の第3の案を指します。
第1の案=自分の方法
第2の案=相手の方法
第3の案=グループで考えた、より次元の高い方法
サッカーで言うと、
市場価値の高い選手11人が試合に出場している、という事が必ずしも強くて負けないチームとは限りません。
例えば、スタメン11人が全員C.ロナウド、スタメン11人が全員メッシ、という状況であれば、攻撃面では異次元のパフォーマンスを発揮するであろう一方、守備面では誰も走らずやられたい放題になるかもしれません。
(サッカーが分からない方はすみません笑)
つまり、チーム全体のバランスが良く、個々の連携が強まり、チーム全体がWin-Winの状態を作り出す事でシナジーを生まなければ、持続的な強い・負けないチームにはなりません。
「シナジーの生み出し方」
さて、繰り返しお伝えしているシナジーですが、生み出すためにどうしたら良いのでしょうか。
簡潔にまとめてみます。
①信頼口座に預け入れをする
相手に信頼されたいと考える人が実践すると良い事。
・理解に徹する
・親切や礼儀
・約束を守る
・その場にいない人に忠実
・期待を明確にする
・過ちを認めてすぐに謝る
・許し、忘れ、過ぎた出来事に未来を犠牲にしない。
②相手の意見を理解し相違点を尊重する
理解しようという意図をもって聞く事。
先入観を持たず、自分の判断を交えずに相手を理解すること。
・同意も反対もしない
・解決したり正したりしない
・誰かの問題を解明する事ではない
とにかく相手を理解することに徹底し、相手の気持ちと内容を自身の言葉で表現する。
理解しようとする意図をもって質問すると良い。
「共感による傾聴がgood」
「フィルターを通して相手の話を聞くのはbad」
フィルターとは、自分の物語・価値観・思い込み・経験・偏見を指す。
相手の話に自分の内容を当てはめて返事をし、問題解決しようとしたり話をリードしたりしてしまうと、相手の言いたい事が言えなくなってしまう。
このような聞き方は、信頼関係を築いていく場合には不向きである。
(相手との信頼関係が強い場合は有効)
③妥協せず突き通さず
妥協や突き通す行為は相乗効果がなく、相手あるいは自分の方法のみで進み、シナジーが生まれない。
妥協や突き通す行為は相手を信頼していない場合に多い。
「Win-Winの考え方が大切となる」
Win-Winとは、思いやりや自分と協力することで+になることを主張する勇気が必要。
Lose-Winは思いやりだけがあり、主張が無いと諦める癖がつく。
Win-loseは自分が正しく、思いやりがない。
「欠乏マインドはbad(多くの人が本能的に持つマインドと言われている)」
相手を打ち負かすというマインドの事。
※誰かが褒められれば、自分の評価は下がる。
※誰かが利益をあげれば、自分の利益は下がる。
例) 自チームの選手に負けたくないという気持ちが先行し、自己プレーを優先する。
「豊かさマインドがgood(意識して身に着ける必要がある)」
相手と協力するというマインドの事。
※誰かが利益を上げたら、一緒に協力してより利益をあげようと考える。
※誰かが褒められれば、お手本にする。
例) チームに得点を多く決める選手がいたら、その選手にパスを多く通すことで、自身も生きて得点もより増え、試合に勝ちやすくなる。
「仲間を理解する」
今回『7つの習慣』という本を自分なりに解釈した内容で書かせていただきました。
ご存知の方もいらっしゃると思います。まだ読まれていない方にはオススメです!
私はこれらをチームに浸透していくことでシナジーが生まれ、より良い成果に結びつく事を実感しています。
1人1人、性質や生活環境、学習レベル等に違いがあるため、マインドや知識は当然異なります。
仲間を理解する事が一丁目一番地であり、成果に結びつく始まりであると考えます。
私のウネウネ乾燥髪も、自身の経験・色んな方からのアドバイスを合わせることで、安心して多湿な時期を越えることができると思っています。
これもシナジーが生まれているという事でしょう!
今回のお話が、少しでもチーム作りや人との関係作りにお役に立てれば光栄です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
原著:西
編集:北井(かたりば編集長)
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【合わせて読みたい】
『相手の立場に立つということ』
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