お城の環境を動かす
どうも、ハートピアの森リハビリ訪問看護ステーションの渥美です。
お盆休みだった方もそうでなかった方もどのようにお過ごしでしょうか?
さて、在宅の現場では、個性豊かな利用者様やご家族との関わりを持つ機会も多く、関係性などで難渋する場合も少なくありません。
我々だけでなく、ケアマネージャーさんも関係性を構築していく上で、頭を悩ませることは少なからず経験されていると思います。
担当になる際はドキドキしたり、不安になったりすることもあるのではないでしょうか?
皆さんが担当になった際の心構えや関わり方は、実に気になります!!
私が様々な理由で難渋しているような方に入る場合は、ケアの技術よりも、
「その環境に合わせられるかどうか」
が大事かなと感じています。
病院とは違い、利用者様のご自宅に伺う…
つまり、
『相手のお城にお邪魔する』
訳です。
ともすると、正しいことをしていても、波長が合わなければクレームに繋がってしまうこともあります。
波長を合わせていく…これが難しい。。
私の場合は、
ご挨拶や日常的な会話で相手の表情や言葉使いを読み取り ⇒ 再評価 ⇒ 自分をそのお宅に合わせてアップデート ⇒ 再評価していく・・・
なーんてことを行っています。
まるで、ラジオの周波数を合わせるかのように、少しずつ調整して信頼してもらえるように取り組んでいます。
言わば、役者になるわけですね(笑)
そうして、ゆっくりでも波長を合わせ、信頼してもらえることが出来れば、
『環境を動かす』
ことも出来ると私は思っています。
例えば、
など、様々あると思います。
家族もすべて含めて支援して、「みんな助かった!」なんて事もあるかもしれません。
(勿論、ケアマネージャーさん達と連携した上で)
私は以前、家族から虐待を受けている方を通じて、
虐待減少・入所への意思決定支援・家族関係の修復化に携わることが出来た
という経験が1度だけあります。
一方で、環境を変えるどころか、
ケアに入らせていただくだけで精一杯になってしまう
ような場合も少なくありません。
環境を動かせたら、凄いですよね!
私が訪問で介入させていただくことで、
『ケアだけでなく利用者様を取り巻く環境にも影響を及ぼし、そのお宅が少しでもより良い環境』
日々精進ですね。
ちなみに、今度は関係性が出来すぎてしまうと依存が強くなってしまったり、担当変更を拒否されてしまったりと、また新たな問題が出てくることもあるので、相手によって距離感を見定めることも大事になってきます。
在宅現場では少しあるある?な方々との出会い。
皆さんはどのように関わっているでしょうか?
また、機会があれば、お聞かせ願いたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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